思惟 解説ページ

Blog
思惟
スポンサーリンク

実は制作してからずいぶんと寝かしていた作品がありまして…
今回はついにその作品を発表させて頂こうと思います!

それは音楽付きの立体的フルイドアート作品

『思惟』

です!

ちなみに寝かしていた理由は多々あるものの1番の理由は私の持ってる音楽系の機材がもう古くて古くて、笑
MIXが全然上手いこと行かなかった為になんか自信がつかなくてそのままにしてしまっておりました笑笑

しかしこの度ヘッドフォンを新調致しましたのでこの際に!
といった感じでございます笑

あ、ちなみにBluetoothスピーカーを内蔵していますので作品は部屋に飾っておきながら自分の好きなアーティストの音楽を聴くことも可能です!笑
私の曲も聞いてくれ~笑

 

この記事では芸術作品:思惟の解説、説明を行なっております。
芸術作品に解説!?説明!?バカ言ってんじゃねーよ!芸術は、感じる物、だーッ!
という方はこちらの動画からよく見て、聞き、感じて頂けるととても嬉しいです!

 

思惟

思惟という言葉には
心で深く考えること。という意味があり
仏教では、考えること。対象を分別すること。また、浄土の荘厳(しょうごん)を明らかに見ること。と言った意味があるそうです。

そして作品盤面の左上にある手が思惟の相といい、言葉通りの意味があり、お釈迦様がその手の形をした彫刻があったりしますが、私は女性の手を絵描きました。
当然生物、特に人間の誕生には男性の存在も欠かせませんがね!

その手から繋がる糸は釈迦が誕生したと言われる蓮子の花に繋がっておりその蓮子の裏にはこの世をまだ見ぬ、人間の胎児が潜んでおります。

しかしその蓮子の花ですが、それは美しいものではなく、焼け焦げています。
こんな世界に産まれてきてこの子は本当に幸せなのでしょうか?

そして盤面全体に施してあるフルイドアートの色合いはかつては寺や神社の権力の象徴であった極彩色をイメージしてそれを酷く濁らせております。
宗教とは人の世の善悪やその行いの賛否を表現した神という人知を超えた存在による教えであったが為に人々は自身を戒め、ここまで発展を続けてきたと思います。(それを作ったのも人間で、本当にすごい人達だと思う。)
それは今の法律に近いのではないかと私は考えています。
しかし現代の日本ではその力は薄れ、違うベクトルで、それも悪しき者にただただ利用されている事もあるものに変わっているような気がします。

 

作品全体でのコンセプト

この思惟のコンセプトは生=死。
生きると言う事は死ぬ事であり、産むという事は殺す事だと言う話です。

当然ですが、生まれてきたものはいつか終わりを迎えます。
その死への恐怖を感じる事で生きている事を自覚する事でしょう。
そして人は生きているのです。

ですが、そもそも「産む」という事について考えた事はありますか?

広く大衆では出産をし、子供を待つ事を肯定的に見る場合が多く、私の経験上でも、子供が産まれた!→おめでとう!といったような祝福を行うフローチャートが存在しています。

それはなぜでしょうか?

多くの人が勉学を嫌い、労働を嫌い、しかしそれらは強要され、やりたくない事をやらなければ更に苦しむ事になり、人と人は争い、痛みや苦痛から逃れる術もなく、そんな負の感情が強く取り巻く環境を生きているそんな「人々」が新たなその世界の「負の犠牲者」を産み出しておいて、「おめでとう」という言葉を発する。
おかしいですね。

この世に既に産まれてしまって、「死」への恐怖を待つ者があえて「死」を選ぶ事は容易ではありません。
しかし、まだ「生」を受けていない「死」への恐怖すら存在していないものをわざわざ作り、同じ境遇に立たせる。
簡単にいうと、なぜ自分がされて嫌な事を人にするのかって話です。

しかもその大半の人間は約20年間の間は生かしてあげるが、その後の事は知らん。自分の力で生きていきなさい。というパターンをよく耳にしますね。
自分で勝手に作っておいて後は自分でどうにかしてね!と。
自分で起こしたトラブルを人に押し付ける、尻拭いを他人にさせる人、人間のコミュニティではたまに見かけますが、そういう人に対して良い気はしませんよね?

 

はい。
作品の内容を多くの人にわかってもらいたく、物凄く噛み砕いてみましたがいかがでしょうか?

これだけでは、ただただ暗いお話なのですが、未来を建設的に考えるなら

例えば
子供が欲しい!となった場合、その子供がどうにか生きていけるであろうサラリーマンの平均生涯年収と言われる3億円を用意しておき、そのお金の「正しい」使い方を教育をする。や、自営業などでその子供が生きるためのルートを確保してあげる。
などがあると良いかも知れませんね!
まぁその子がやりたい事かどうかは別として、「責任」の話です。

これまでの話は単刀直入な作品に込めた「思い」ですが、「願い」としては、ベーシックインカムやその他の政治的制度による番人が生きやすい世の中の構築、宗教や法律などによる道徳的部分の成長を強く促す何かなどによって「犯罪」や「社畜」などというくだらない言葉が蔓延しない世の中にできるよう今を「生きる」人間が、学び、感じ、考えて行動できると良いですね!

私も学びは苦手で中々難しいのですが、自分を戒めてより良い環境を作っていけたらと思っております。

 

※この記事では宗教や法律という言葉を使っていますが、それはあくまで内容を表現するものであって、私自身なにか宗教に属している訳でも法律に詳しい訳でもないのでその辺りはご了承頂き、もし表現の訂正や言葉の間違いなどがあればコメントを頂けると嬉しいです。

 

掃除に役立つ道具

めちゃ便利です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました