【フルイドアート】最もベーシックで簡単なやり方とコツ、配合割合

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初めての方向けの最もベーシックなやり方、コツや配合割合を紹介します。

使用する道具は

・絵具
・ポーリングメディウム

のみです。

この制作は動画でも確認できます。

記事では詳しく紹介していますが、動画のほうがわかりやすいと思うので是非そちらもご覧ください。

必要な道具などはこちらにまとめております。↓

 

配色

今回はこのような色選択をしました。

Liquitex(リキテックス)、画像一番左のチューブ
・チタニウムホワイト

ShuttleArt(シャトルアート)、ボトル形状の物
・SkyBlue(スカイブルー)
・Burgundy(ブルゴーニュ)※1
・Fuchsia(フクシア)※2
・Sakura(サクラ)

※1
Burgundy(ブルゴーニュ) とは、ワインレッドのことです。
正確にはフランスのブルゴーニュ産のワインをモチーフとした色で、そのブルゴーニュを英名が”バーガンディ”となるそうです。

※2
Fuchsia(フクシア) は、中南米に生息する植物の名前で、日本名は釣浮草(つりうきそう)というらしいです。
暗めのマゼンタだと思ってください。

 

全て混ぜてこんな感じです。
画像上から

ブルゴーニュ+フクシア
ブルゴーニュ
スカイブルー+チタニウムホワイト
サクラ+チタニウムホワイト

という配色にしました。
色は何色でも構いませんが、初めての方は4色以上準備することをお勧めします。
色は多い方がマーブル感も強くなり、キャンバス上の見栄えも良くなりやすいです。

 配合の割合は

絵具    メディウム  水   
2     :         2         :    1


くらいがわかりやすくてよいと思います。
今回の場合はシャトルアートとリキテックスという違うメーカーの物を使った事により、リキテックスの絵具のほうが粘土が高いという事態が起き、ほんの少しだけ水分量に差があったりしますが同じメーカーの絵具をお使いの方や、初めてやる方にはほとんど関係ないのですが、一応コツのひとつとしてご紹介しておきます。

 

下地

今回は黒を下地に使いました。
下地は使わずキャンバスに直接垂らしても良いですが、下地を使った方が絵具の滑りも良くなりますし、万が一隙間ができてしまっても下地の色が表に出るので初めての方には保険にもなると思います。

  

1色目

垂らす時点でできるだけ広い範囲に垂らしましょう。
一か所に溜めてしまうと最悪そのままその色が残り続けて他の色と混ざらないままマーブル感を損なうことがあります。
セルを出したり、ドライヤーなどの強風で吹き飛ばす場合は一ヵ所に固めることもありますが、今回のように絵具のみの場合は垂らす時点で満遍なく垂らしていきましょう。

 

2色目

一色目同様の理由で、極力隙間を生まないようにしましょう。
今回は隙間を生みにくいよう絵具をクロスさせてみました。

 

3、4色目

一色目、二色目同様です。
この時点でまばらになってないと綺麗なマーブル模様は生まれません。
できるだけキャンバス上に隙間なく垂らした方が後々やり易いと思います。
特に4つの角には注意してください。

 

全体に流す

キャンバス傾けて全体にキャンバス全体に絵具を流します。
コツは丸を描くように傾きを回しながら全体にいきわたらせることです。
どちらかの法に傾けすぎてそちらに絵具が垂れすぎて最後の法で絵具が足りないというのはよくあることです。
全体が均等になるよう注意して行ってください。

 

完成

赤系を基調に中々よい作品になりました。
下地の黒が乾ききる前に他の絵の具を垂らしたので下地の黒も浮かび上がってきました。
これはこれでありだと思いました。

下地が浮かび上がって来てほしくない方は下地の絵の具やジェッソが乾いてから他の絵の具を垂らす事をお勧めします。

もしうまくいかなかったり質問があればコメントを頂けたら嬉しいです。
それでは楽しいアートな時間をお過ごしください。

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