今回はフルイドアートの中でもレジンを使用したレジンアートをご紹介します。
レジンとは日本語で樹脂という意味です。
一般的な物はUVレジンと、エポキシレジンの2種類があります。
・UVレジン
その名の通りUV(ultra violet)で硬化するレジン。日本語では紫外線ですね。
UVライトを当てると短い時間で液体から固体へと硬化します。
最近ではネイルや簡単なアクセサリー製作などで使っている方も増えていると思います。
しかしその紫外線が届く範囲の小さいものや薄いものしか作れない為、使用の際はご注意下さい。
・エポキシレジン
こちらは主剤と硬化剤の2種類を混ぜる事でゆっくりと硬化する液体です。
主剤と硬化剤の割合はメーカーによって違うので購入する場合はしっかりと確認をしましょう。
今回使用するのはエポキシレジンです。
制作は動画でも確認ができます。
記事では制作過程を詳細に説明します。
使用した道具
絵具
・チタニウムホワイト(リキテックス)
・ブリリアントブルー(アムステルダム)
・ウルトラマリン(アムステルダム)
・イエローオーカー(シャトルアート)
・オーカー(シャトルアート)
・ビリジアン(シャトルアート)
エポキシレジンです。
こちらのレジンは主剤と硬化剤を2:1でミックスします。
しっかり計量するため、秤も使った方が良いでしょう。
全て混ぜてこの様な感じになりました。
写真の角度が悪く申し訳ないのですが、パレットの下にチタニウムホワイトを混ぜたものも隠れています…。
下地塗り
下地はみんな大好きホルベインのジェッソ(S)を塗っていきます。
平らになったら下地完成です。
今回は燃やしたりするつもりもないので1度塗りでレジンの滑りを良くしていきたいと思います。
1色目
1色目はホワイトを選びました。いつものポーリングアートじゃないのでもしかして不要だったかも….実際浮かび上がって来ることもなく最終的にはその存在は無かった事となります…..
2、3色目
ウルトラマリンとビリジアンです。
あえて混ざらない様に周囲に配置。
この辺りから自分が今レジンを扱っていた事を思い出します。笑
他、3色
ブリリアントブルーとオーカー達。
ブリリアントブルーとウルトラマリンは逆の方が良かったかも…と今回は全体的に反省気味…
オーカー達も、もっと色の差をつけた方が良かったかも知れませんね。
ドライヤーで吹き飛ばす
キャンバスを傾けてもいつものアクリリックのようには中々流れてくれません。
大量のレジンを用意して物量で攻めるか、ドライヤーの強風などで散らしていきましょう。
しかし流しすぎると薄くなってしまってせっかくの立体感を損ねるのでご注意下さい。
↓このようになりました。
せっかく立体感のあるレジンを使用しているのであえてキャンバスに空きスペースを作りました。下地を塗ってて正解でしたね。
最後にグリッター(ラメ)を振りかけて装飾を施してみましょう。
グリッター(ラメ)
少々のキラキラなど飲み込んでいくレジン。
どうしたものかと思いましたが、今回はできるだけ大粒なグリッターを使用しました。
ちょっとゴッホ感あるな…
などと思いつつ作品が乾くまでの2〜3日の間息を潜めます。
完成
保管方法が悪く、少し傾いていたのでしょう…グリーンが中心へ流れ込んでしまいました。
それと大粒のグリッターは結局レジンの中へ飲み込まれてしまっていますね。
今回はなんとも反省の多いレジンアートとなりました。。
次は頑張るぞ!
実は蓄光パウダーも振りかけていたのでした。
それではまた〜
コメント